令和6年度 筑波大学編入合格体験記 応用理工学類

令和6年度筑波大学応用理工学類編入合格体験記

自己紹介

どうもみなさんこんにちは。ハムと申します。自称それなりに編入勉強を頑張った者です。

編入試験がひと段落し、夏休みに入ったことでやることがなくなり暇になったので、諸先輩方の真似をして自分の編入勉強の体験記を書いてみようと思います。どうぞよろしくお願い致します。

初ブログなので編集が下手でも許してください。あと、思い浮かんだことをツラツラと書き連ねているだけなので、いきなり話が飛んだりしますし、ほぼ自慢話してるだけです。ご了承ください。それでは僕の体験記を楽しんでいってください。

自分のスペック

名前:ハム

学校:可もなく不可もない高専 電気系学科

順位:1年3位、2年18位、3年15位、4年20位(44人中)

受験年度:令和6年度

受験大学:地元の国立大学(合格)、東京農工大学(合格)、筑波大学(合格)、名古屋大学(不合格)、東京工業大学(不合格)

TOEIC:score 845 (4年1/31時点)


なぜ編入しようと思ったか、

高専に入った瞬間からずっと大学編入しようとは思ってました。ちなみに最初は東大狙ってました。なぜなら兄貴が東大生だからだ!本当だからだ!本当のこと言って何が悪いんだ!

1〜5年生までの勉強について

1年生〜 平均勉強時間0.5時間

勉強の記録をちゃんと始めたのが4年の7月からなので、この頃何をやってたかあまり覚えていませんが、1年の12月ごろに学校で初めてTOEICを受けました。結果は410点くらいでした。同じクラスの子が480点くらい取ってて、くそっ!って思った記憶があります。

あとは、中学までは定期テストを全然頑張ってなかったのですが、なぜか高専に入って急に頑張り始めて、気づいたら3位とか取ってました。過去問に頼らずによくやってたなぁと思います。

夏休みには、学校主催の海外研修プログラムに参加してシアトルに行きました。アメリカのご飯は不味かったです。

2年生〜 平均勉強時間1時間

いつからか忘れましたが、コロナ禍に突入して全ての授業がオンラインになりました。自分は家で何もできない系の人だったので、一気に順位が落ちました。中間テストで24位を記録して、クラストップの癖強い人からライバル視されなくなりました。

あとは、自分は水泳をバリバリにやっていたのですが、高専で部活ができなくなったので、他高校の同級生の紹介で県1番の進学校の水泳部の方々と一緒に泳がせてもらってました。県1番なだけあってなかなか人柄が面白い人が多かったです。

そんなこんなで、毎日4000mくらい泳いだり、ちまちまTOEICうけたりして1年間過ごしてました。まだ勉強のやる気はあまりなく、TOEIC scoreは530とかだったと思います。

3年生〜 平均勉強時間3時間

まだまだオンライン期間が続きます。コロナ禍でしたが、2年の時と同様に毎日泳いでいました。彼らがいなかったらブヨブヨに太って家に引き篭もるクソ陰キャになっていたかもしれません。みんなありがとう!

毎日魚のように泳いでばかりいましたが、3年に上がった春頃から編入勉強のための参考書などを買い始め、みなさんお馴染みの徹底研究やTOEIC公式問題集を少しづつやり始めていきました。自分がクラスで1番早く編入勉強始めてたと思います。

徹底研究はマジでゆっくりタラタラやってたので、この時期の勉強では基礎知識を少し理解した程度でした。英語については、僕がTOEIC勉強を学校でもやり始めたことで、クラスにTOEIC勉強の波ができました。その波に乗って自分もさらにTOEIC勉強に力を入れ始め、9月ごろに725点を取りました。結果見た時めっちゃ嬉しかったです。(ちなみに水泳は高校3年の同級生のみんなが受験のために辞めていったので僕もここで辞めました。)

まだ結果に満足できなかったのでその後もTOEIC6割、編入数学4割くらいの割合で勉強を続けていきました。夏から秋にかけては、点数が停滞して670点とか715点とかをウロウロしてました。そして冬ごろに780点を取り、「これ800点行けるんじゃね?」と思い、まだTOEICやってました。(いつまでやっとんねん)

4年生〜 平均勉強時間4.5時間

この頃からは定期テストとかどうでもいい、と思い始め、テストは全て前日の夜と当日の朝やるだけで対応して行きました。

その代わりとして、編入勉強がやっと本格的になってきました。

まだ数学しかやっていなかったので、春休み中に買っていた初等力学をめっちゃゆっくりやり始めました。一周するのに1ヶ月くらいかけた気がします。

物理、数学、英語を計画もなく好きなように進めていました。そして、夏休みに入る前の7月に、編入体験記を読み漁っていたところ、スタディプラスなるアプリの存在を知りました。ダウンロードしてすぐに編入仲間を探してフォローしまくりました。この頃は自分なら東大行けると思ってたので東大を目標にしている人ばっかりフォローしました。

これがとても良い刺激になるわなるわ。勉強記録をするのが気持ちいいので勉強時間も増えていきました。(僕の勉強時間は、東大合格した彼らの足元にも及んでませんでしたが。)

しかし、勉強の長時間記録が目的になって、内容の理解を後回しにしていたので、非常に効率の悪い勉強になっていたかもしれないです。

そして夏頃になってやっとクラスの周りの人達が勉強を始めてくれたので、LINEで8人くらいのグループを作って分からない問題を質問し合うなどしてました。(グループ作ってほんとによかった。)

ここで大発見!スタプラ繋がりで高専生の編入仲間が集うDiscordグループの存在を教えてもらい、入らせていただきました。なんと後に、高専界隈で有名なあのわんみん様が入ってきました。編入勉強のノウハウを教えてくれました。ありがとうございます!有名人と話せた優越感みたいなのを感じてなんか嬉しかったです。

12月ごろになって最後のTOEIC受験をしよう!と思いこの時はマジでTOEIC頑張りました。その結果1/31日のTOEICでなんと845点をマーク!自分もやればできるやん、って思いました。

そして4年生が終わる。

5年生〜 平均勉強時間5時間

これまでの勉強方法を見直して、ちゃんと理解しながら勉強することにしました。(これ大事!)電磁気を全然やってなかったので、電磁気強化月間を作り、ひと月の勉強時間150時間の内、70時間を電磁気に費やしました。このおかげである程度電磁気ができるようになり、5年4月から過去問ばっかり解き始めて、分からないところを参考書で補完する形で勉強していきました。

閑話休題農工大受験について、

そんなこんなで受験ラッシュがやってきました。6月中旬に地元の国立大学を受験して見事に合格。まぁ流石にね、って感じでした。そして6月終わりに東京農工大学を受験しました。

数学は誰でも10割取れる難易度だったのに重積分の問題を一個間違えてしまいました。マジで終わったと思いました。

ただ力学は10割取れた。それこそ数学よりもマジで誰でも10割とれるくらい簡単な問題だったのでこれ落としてたら終わってたでしょうね。

電磁気はちゃんと難しくて5割くらいしか取れなかったです。まぁみんなできてないだろ、と思い気にしないことにした。

英語は過去問が公開されてないし、農工大の赤本はいつも半分くらいしか解けないし、でだいぶ不安でしたが、マジで簡単でした。8割は絶対取れてます。運が良ければ9割ありそうなくらい上手くいきました。

面接は3分で終了。志望動機と併願校と大学院どこまで行くかしか聞かれなかった。

農工大は英語のおかげで受かりました。

本編、筑波大学編入試験当日について、

さて、筑波大学の体験記なのに農工大の話になっちゃいました。すみません。

農工大受験が終わって1週間とちょっと後、ついに筑波大学の受験日がやってまいりました。

今までやった過去問の手応えと、7割あれば受かる、という噂を元に、僕が目標にしていた点数は、数学1は6割、数学2は9割、力学は8割、電磁気は7割目標、と言う感じでした。

しかし、やはり本番は理想通りにうまくいかないものです。

体感ですが、数学1は4割、数学2は5割、力学は10割、電磁気は8-9割、と言う手応えでした。

数学があまりにも出来なさ過ぎました。数学1は予想の範疇でしたが、数学2の線形代数に関してはマジで予想外でガチムズでした。試験後に同じ学校の筑波受験生のみんなで解き直しましたが、結局解法が分からなかったです。できた人いたとしたら工学システム受かった人たちでしょうね。さすが。

数学出来なさすぎましたが、逆に物理は運良く上手くいきました。

力学は初等力学にある問題そのまんま出てきたので全員10割取れていると思います。真面目に問題作れよ、って感じです。

電磁気は無限平面の磁場についての問題でした。これがなかなか難しかったのですが、受験の女神が僕に微笑んでくれたようで、試験前最終確認として、前日に無限平面の問題を何個か解いていました。そのおかげでなんとなく解答になるであろう形も予想できたし、解き方もちょっと覚えていたのでなんとか対応できました。マジで運ゲー

 

2時間半の筆記試験が終わって、自分の実力をしっかり発揮できたので、まぁ受かっただろ、ってな感じで楽観的に面接準備が出来ました。

自分が受験した応用理工学類は面接点が一番でかいので、気を抜かずに寝るまでずーっと喋って練習しました。

そして次の日の面接では、これまた運良く先生方がめちゃくちゃ優しい人で、緊張し過ぎずにしっかりと自分をアピールできました。

面接時間は1人大体10分くらいだったと思います。

僕は、

志望動機、試験の出来、併願校とその優先順位、行きたい研究室、英語の勉強法(これは僕が志望動機の中で英語について少し喋ったからかな?)、苦手なこと、

を聞かれました。工学システム受けた友達は自主制作したやつあるか、とか聞かれたらしい。(そんなもんねぇよ。作ったことねぇよ。)

面接は、体感9割取れた気がします。

 

まとめ

と、まぁこんな感じで自分なりによくやったと思います。筑波大学の応用理工学類ならそんなに激ムズってわけでもないし、倍率も低いので、これを読んでいるみんなも1年頑張ったら合格できるんじゃないかな、と思いました。

ただ、工学システム受けたいのならそれ相応の覚悟が必要ですね。今年の倍率は応用理工が4倍くらい(12/47人中)で、工学システムは20倍くらい(4/82人中)でした。エグすぎ。(ちなみにこの4人のうち1人は東大受かってます。他3人は知りません。)

今年はどの大学でも倍率が軒並み上がってました。これからどんどん倍率が厳しくなってくるかもしれないですね。

筑波大学受験者数の表↓

最後に伝えたいこと

ここまで体験記読んでくれてありがとうございます。3時間くらいかけてダーッと自分のことを書き連ねただけなので、文脈がおかしかったり、なんの脈絡もなく新しい話題に移ったりしてるかも知れませんが、実習レポートじゃないし、読み返して直すのが面倒くさいので直しません!ごめんなさい、、。

 

僕が伝えたい事としては、マジで早めに勉強始めた方がいいですよ、って事です。

 

自分は本格的に勉強し始めたのは4年の夏からですが、それまでも1年生の頃からTOEICやってたり、3年に上がってすぐに徹底研究買ったりして、結構早めに勉強を進めていました。

他の人に比べて1日の平均勉強時間が僕は少ないです。少ないですが、その分長期間やっているから、なんとかなったんだと思います。(カッコつけて言ってますが実際僕の総勉強時間は2000時間あるかないか、くらいです。少なくはないけど、多い人は4000時間くらいやってる。)

 

もしこれを読んでいる人のなかで、4年生の夏とか5年生に上がるタイミングで、まだ勉強してない!っていう人がいるのなら、今から僕が応援してあげましょう。

 

 

ー はよやれや。

ー え?1人でやるのが辛い?

ー 1人でやろうとすんな、仲間を作れ。

ー は?どうやって仲間見つけるのって?

ー 馬鹿タレ。なんでも聞こうとするな。調べろ。

  受験は情報戦だぞ。

ー でも、なにから始めればいいか分からないって?

ー スタプラをやれ。すごい人がいっぱいいるぞ。

  自分が如何にヘタレなのかがよく分かるぞ。

  そいつの真似をしろ。

ー ん?今、頑張ります!って言った?

ー おっ!そうかそうか!やっと覚悟ができたか!

ー よし、お前は立派だ!頑張れ!

 

以上、受験漫画「ドラゴン梅」作者 ハム より

(そんな漫画は存在しない)